株式会社
オリジネーション第三部
みずほリアルティOneグループは、不動産と金融のプロフェッショナル集団であり、多様なバックグラウンドを有する社員で構成されています。みずほリアルティOneグループ各社で活躍する社員の業務内容や働き方などを一部紹介します。
中高大と一貫校に通っていたのですが、このまま就職活動に突入する危うさを感じていたことから、当時から興味があり、且つ難易度の高い資格に挑戦しようと思い、不動産鑑定士の勉強を始めました。その後、大学在学中に不動産鑑定会社でアルバイトを経験し、そのまま就職、鑑定会社在籍中に不動産鑑定士の資格を取得しました。
その後、外資系不動産会社でリサーチ業務(データ分析や投資家向けの刊行物の作成)を中心に業務経験を積んだのち、かねてより興味を持っていたAM業界への転職を検討し、当社に入社しました。当社に入社を決めた理由は、投資家、金融機関、PM会社など幅広い取引先との付き合いがある点が魅力的であり、自分を成長させることのできる会社と思ったためです。
また、これまでAM会社での勤務経験はありませんでしたが、留学経験や前職で培った英語力やリサーチ業務など、これまでの経験を当社で活かすことが出来そうだと思えた点も当社への転職のポイントになりました。
入社後は一貫してMREMオリジネーション部に所属し、アクイジション業務に従事しています。入社直後にデータセンターのファンド組成案件でサポート業務を担当しましたが、投資家を納得させるための提案資料が作れず、何度もやり直すなど苦戦したことが現在の自分の糧となっています。
入社2年目からアクイジション業務の主担当として、主に住宅を投資対象とするファンド組成を行っています。現在はメンバーも増えて、業務の役割分担ができるようになり、クロージング時などの繁忙期も以前ほど残業をすることも無くなり、自ら予定したスケジュールで進められることが増えました。
仕事とプライベートのバランスを取れるようになり、夕方子供のお迎えに行ったり、週末は子供と公園に行ったりと家族との時間を大切しながら、平日の夜には趣味のフットサルに参加したりと自分の時間も持てるようになり、忙しい中でも充実した日々を過ごせています。
「不動産開発に関わる仕事がしたい」と大学卒業後、不動産デベロッパーに入社しました。様々なアセットタイプの不動産開発案件を担当し、「不動産開発の面白さ」に目覚めたものの、業務が縦割りで担当する体制であったため、一気通貫で不動産開発の業務を経験したいとの思いが強くなり、当時バランスシートでの不動産開発事業も手掛けていた当社に入社することを決意しました。
入社後は不動産開発事業を担当する部署に配属となり、念願であった不動産開発を用地取得から企画、リーシング、運営体制の構築まで、まさに不動産開発に関するすべての業務を一気通貫で担当しました。その後、異動によってAM業務の期中管理(バリューアップシナリオ中心)を経て、現在は私募ファンドのアクイジション業務を中心に担当しています。
応援しているBリーグのバスケットチームの試合観戦や子供が所属する地元のバスケットチームのコーチをしています。子供の趣味が自分の趣味にもなり、バスケットの審判も勉強中です。地元との繋がりを作りたいと思っていた中、バスケットを通して地元コミュニティができ、子供抜きで飲みに行くなどオフも充実しています。
私が入社した当時は、入社する人たちが担当業務を熟知している人材であることが前提であったようですが、業務経験の短い方の入社も増えていますので、「人材教育・人材育成」が今後のテーマだと思っています。当社で育った人材が、成長して市場価値の高い人材になってからも居続けたいと思うような会社にしていきたいと考えています。
私自身は、今もMONEグループが好きですが、会社に依存するのではなく、会社に必要とされる人材、市場で評価される人材であり続けたいと思っています。人生100年時代ですので、会社を退職した後も独立してやっていけるくらい、スキルを磨き続けたいです。
2002年4月にメガバンクに入行し、法人営業部でお客様の融資や外為事務などを担当していました。
当時の取引先として当社があり、不動産ファンドビジネスに興味が沸いたことがきっかけとなり、ちょうど新聞で当社の採用広告を見つけてこれだ!と思って応募しました。
前職の経験を活かして、不動産ファンド事業や不動産開発事業の資金調達や会社の資金繰り等財務の仕事を中心に、リート事業での財務やIR業務なども担当しました。途中、産休・育休を取得、復職を経て、現在はみずほリアルティOneで経営企画業務を中心に担当しています。
会社がコロナを契機として働き方の見直しを行い、現在のハイブリッド型テレワーク制度を導入したことで、リモートワークが可能な環境が整備されたため、結果として家でのリモートワークを活用しながら仕事と子育てとの両立が出来ています。会社に出社する日もお昼や会議の合間などに移動しながら、出来るだけ仕事と子育てのいずれか一方に負担がかからないよう気を付けながら、試行錯誤を繰り返しという状況ではありますが、充実した日々を過ごせていると思います。ただ、育休から復帰してから間もなくは子育てと仕事の両立に悩んでいた時期もあり、当時先輩が教えてくれた「私は子供が一番って決めている」という話を聞いてからは、そういう風に考えてもいいんだと気づけたことで、気持ちがすっきりしましたね。その日にやらなければいけないことの優先順位を決めて、毎日やりくりしています。また、周囲に子育て中の方も多く、上司や同僚からの理解がある点も非常にありがたいと感じています。
これまで当社は株主の変更や社会からの要請に応じて、会社の文化や働き方などが少しずつ変化してきましたが、私も変化を続けながら共に成長していければ良いと思っています。
大学課程において建築を専攻しましたが、仕事にするなら自分には設計よりも現場が合っていると思い、ゼネコンに入社しました。ゼネコンでは様々なアセットタイプの現場監督を担当していました。
現場によって職人さんも変わり、多くの人たちの意見を聞きながら計画を進めていく現場監督の仕事は面白さにやりがいを感じていましたが、担当する案件が変わる度に転居が必要であったため、ワークライフバランスの改善をしたいと考えるようになりました。
そこで、前職での経験を活かしつつ、ゼネコン会社には無い新しい分野に挑戦して活躍したいという思いから、当社に入社、ファシリティマネジメント部門(FM部)に配属されました。
働き方には柔軟性もあり、繁閑の波はありますが、時間の融通が利くようになりました。FM部では、新規取得案件のデューデリジェンス業務や、リニューアル案件、運用物件の修繕計画立案などを担当しました。一方で、新しい分野への挑戦ということもあり大変なことも多かったものの、これまでの経験を活かしながら新しい環境にも徐々に慣れていきました。
会社の方針により、FM担当に加え私募ファンドのAM担当も兼務することになりました。AM業務は初めての経験で、今まで馴染みのなかった業務も多く、実際に担当するファンドの関係者と接した時の質疑対応など、しっかりと仕組みを理解していないといけなく吸収することが多くありました。AM担当では、開発物件やバリューアッド案件など、様々なファンドを担当し、特にAM担当の1年目は大変な思いをすることも多くありましたが、先輩社員についてもらい、OJTで丁寧に仕事を教えてもらい一つ一つ覚えていくことができました。今では、1つのファンドでAM業務とFM業務の両方を担当することもあり、自分で判断できることも増えました。AM業務は未経験であり、イチから覚えることが多く苦労もありましたが、AM業務を通してファンド全体を見ることができるようになったことから視野が広くなり、今では私の成長に必要なものであったと思っています。
ゼネコンやFM部での経験により、建物への理解度は高いため、これまでの業務がAM業務でも活きていることや、当社の働き方改革による柔軟な働き方の導入も助けになり、ワークライフバランスも改善したため、転職のきっかけになったところは達成できたかなと感じています。
大学で修士課程まで天文学を専攻していたのですが、就職活動を始めてどの道に進むかを考えた際に「何をするかより誰と働きたいか」を軸にして検討をすすめ、不動産のコンサルティング業務も行う不動産会社に入社しました。入社後は、不動産のリーシング業務、PM業務、ファンドのAM業務、ポートフォリオ業務を経験しました。
転職を考えるようになったのは、残業過多により、このままでは心身共に壊してしまうかもしれないという危機感と、新たな物件の取得が出来ずに成長を感じられないファンドを担当しており、業務に対する閉塞感を感じていたこと。信頼できる先輩へ相談し、当社を紹介してもらったことが入社のきっかけとなりました。
入社後は上場リートのAM業務とポートフォリオ業務を担当しています。元々数字を取り扱うことが嫌いではなかったため、例えば新たに物件を取得すると、ポートフォリオ全体の業績がどのように変化するのか、テナントの入居が決まるとどのように分配金に影響するのか等、ポートフォリオの見通しや結果を管理することが楽しいですし、大きな会議の場で発表できる機会があることもモチベーションになっています。
転職のきっかけともなったワークライフバランスの改善については、仕事のスケジュールに合わせて週3、4日は自宅からリモートワークしていることもあり、以前の働き方から改善したと自分自身も感じていますし、家族からもそのように言ってもらえています。リモートワークだとON/OFFが曖昧になりがちですが、自分でスケジュールを調整して、平日は子供と夕飯を食べて寝かしつけることが出来ています。子供の寝顔を見ることが癒しにもなっていますね。
前職ではPM会社などAM業務で関係するメンバーが関連会社の社員であることが多く、相手の仕事のやり方など勝手がわかっていた部分で業務がやりやすい部分もありましたが、振り返ってみると自分自身に甘えがあったように思います。一方、今の業務では外部関係者やステークホルダーの顔ぶれも多様で甘えは許されず、鍛え直されているなという感覚です。
今後もワークライフバランスに配慮しつつ、現在の自分の市場価値はリートのAM業務が中心になると思う一方でそれに甘んじたくはない気持ちがありますし、将来的には、前職で過去一時期経験したものの苦手意識のあった私募ファンドにも再挑戦したいと思っています。
当社に入社する前は、不動産会社にてPMレポート作成業務や不動産を保有する方への営業、AM業務の受託や不動産ファンドへのエクイティ投資、ファンドの組成、AM業務の期中及び売却等、上場リートと私募ファンドの様々な業務を担当してきましたが、その中でも私募ファンドの期中運用の経験が長いです。
大学卒業以降勤めていた不動産会社では、AM業界が活況であった2008年ころは、グループとしてもAM業務に注力していましたが、徐々に会社内での注目が別の不動産事業に移っていったため、会社が注力している領域と、自分がキャリアを積んできた領域とにギャップが生まれてきたことが転職を考えるきっかけになりました。
自分のAMというキャリアを活かしたいという思いから転職を決意。当時株主変更等を経て会社の規模が大きくなっていく最中であった当社だと、AUMの急成長などからもAM業務を通じて様々な経験ができるのではないか、また、組織を大きくしていく中で自分の経験を活かせるのではないかと考え、当社への入社を決めました。
当社は、会社と一緒に組織を作っていく、挑戦することがテーマにもなっていて、自ら課題解決していけるような環境に魅力を感じています。入社後は私募ファンドの期中運営を担当しており、チームリーダーとして、マネジメント業務も行う傍らで体制やルールの改善も行っています。担当業務に加えて既存の仕組みを変えていくことは苦労するところもありますが、今までの経験やスキルを活かすことが出来ていると思いますし、課題解決に向けて社内の関係各所と会話しながら着実に進めていくという点では達成感もあります。
AUMが急速に拡大し、一兆円を超えましたが、まだまだ社内ルールや体制など、足腰の成長が追い付いていない部分もあるように感じています。組織力で勝負していくフェーズに差し掛かっている中で、システムを用いたデータの蓄積や、組織全体をしっかり支えられるような体幹や土台を作っていくことが必要と感じていて、これまでの経験を活かしながら組織を強くしていくことが自分の役割だと思っています。
マネージャーという立場として意識していることは、「チームのメンバーに気持ち良く働いてもらうこと」です。チームメンバーが困っていないかを気に掛けることはもちろんですが、柔軟な働き方の中でどのようにコミュニケーションを取っていくかも考えながら業務しています。
私自身の中長期的なビジョンはまだあまりイメージできていませんが、チームで仕事をしていく、組織を強くしていく、といった点を今後も意識して業務にあたっていきたいと思っています。